先の総選挙の結果、戦後実際上続いていた自民党による政権運営に終止符が打たれ、日本政治の転換点ともいえる状況が作り出されました。新しい連立政権は、「教育の無償化」「子ども手当の新設」など『国民の生活が第一』の政治を行うとしていますが、それをどのように実現していくのか、国民から強い関心が向けられています。
地方自治体の財政悪化で常に不安定な状況に置かれている公立大学にとっても、新政権の公立大学政策に強い関心を抱かざるを得ませんが、私たち公立大学の足元を見るかぎり、今のところ明るい兆しは見えてきていません。しかしながら、新政権の動きを待ち、手をこまねいているわけにはいきません。
公大連では、今年度も地区協議会を開催し、公立大学の存立基盤の確立を目指して、個々の大学の現状と問題点、そして対応策について検討を深めながら、揺るぎない公立大学像の展開を求めていきたいと考えています。
地区協議会を機会に公立大学・公立短期大学の教職員及び組合間の交流と連帯が深まることも願っています。
下記のとおり地区協議会を開催致しますので、是非とも積極的なご参加、ご協力をお願いいたします。
なお、公大連に加盟されていない組合や組合活動に関心を寄せられている方々の参加を歓迎いたします。
【主な内容】
○基調報告「公立大学の存立基盤の確立を目指して
−揺るぎない公立大学像の展開−」
全国公立大学教職員組合連合会 事務局長 山田 雄三
○参加者交流会
テーマ「大学の現状と組合の取り組み
−自主性・自律性の高い大学運営を目指して−」
(時間は各地区とも13時30分〜17時を予定)
閉会後、懇親会を開催いたしますのでご都合のつく方はご参加をお願いします。
【開催日程】
【お申し込み・お問い合わせ】
全国公立大学教職員組合連合会 書記局(TEL:06-6605-3007)へご連絡ください。
もしくは、トップページの「加盟及びお問い合わせ」フォームからのご連絡も可能です。 |