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法人化を見据えた
−組合の取り組み− |
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'07.7.11 |
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全国公立大学教職員組合連合会
事務局長 山田 雄三 |
はじめに |
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・「痛む」大学の原風景
あきれた株式会社立大学の実態 |
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法人化の波が公立大学に |
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・独立行政法人
背景と目的
・メリット・デメリット論 |
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国立大学の自主性、自立性を大幅に拡大 |
むしろ統制強化にならないか |
徹底した「事後チェック」 |
弾力的な予算執行が実現 |
効率優先、評価に基づく予算配分にならないか |
交付金の削減を常に |
教育・研究組織の編成や教職員の配置は適時適切な見直しが可能 |
大学の格差化、統廃合の促進
学費の大幅アップの可能性
法人経営と教学の分離
学長・学部長の権限強化、トップダウンの意思形成
教職員の身分保障は不確実化 |
99から70に
私大の授業料(収入の6割)
経営の名の下に少数支配 |
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評価なくして資金配分なし
競争的環境の総仕上げ
評価認証(アクレディテーション)システムの導入
「事後チェック」の強化
教授会自治の限界とそれを超えた自治システムの必要性
文科省に「お願い」してきたことこれまでのやり方は通用しなくなる
一つの組織体、一つの経営体としての自己決定能力を問われる
教職員が一体となる必然性 |
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・4年目を迎えた大学の法人化
国立大学の悲鳴
運営費交付金問題
公立大学で起こっている現象
教授会の権限
教員採用、教員の職務の特性 |
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法人化問題を取り組むに当たって−留意すべき事項− |
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・制度の仕組みを知る
・教職員の身分、勤務労働条件
労働協約、就業規則
・予算の安定的確保
・大学像を内外へ表明 |
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おわりに |
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・注目される公立大学
地方財政の悪化で「議会」市民県民から
国立・私立が「地域貢献」に力を注ぐ
・分権時代の公立大学
これまでの実績に自信を持って |
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